sql_ロック

10ロック

データベースにおけるロックは、複数のトランザクションが同時にデータにアクセスする際に、データの整合性と一貫性を保つための重要な概念です。ロックを適切に使用することでデータの競合を防ぎ、データの正確性を維持します。

ロックの種類

DBシステムでは、主に次のような種類のロックが使用されます。

  • 排他ロック

排他ロックは、他のトランザクションからの読み取りおよび書き込みを禁止します。

  • 共有ロック

共有ロックは、他のトランザクションからの書き込みを禁止します。

  • デッドロック

デッドロックは、2つ以上のトランザクションが互いにリソースを待ち続ける状態です。これにより、トランザクションが永遠に完了しない可能性があります。

ロックの適用範囲

ロックの適用範囲は以下の種類があります。

  • 行ロック:特定の行に対するロック
  • テーブルロック:テーブル全体に対するロック

行ロックは以下のように使用します。※実行は不要です。

start transaction;

-- 共有ロック
select * from employees where employee_id = 12345 lock in share mode;

-- 排他ロック
select * from employees where employee_id = 12345 for update;

commit;

また、テーブルロックは以下のように使用します。

-- 共有ロック
lock tables students read;

-- 排他ロック
lock tables students write;

ロックの種類と適応範囲の相関

下記の図は、ロックの種類と適用範囲の相関図です。

SQLで意図的に排他ロックや共有ロックをかけない限り、トランザクションのアクセスは分離レベルに従って制御されます。したがって、通常のSELECT文でも、分離レベルに基づいてトランザクションのアクセスが制御されています。


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